関東・甲信越のセミの脱皮殻からの検索

ニイニイゼミよりも明らかに大きい	平野／都市部である	・クマゼミ ・アブラゼミ ・ミンミンゼミ	クマゼミ*がより大きく色が薄い。触角は９節。ミンミンゼミとアブラゼミは７節。ミンミンゼミの色が薄い。ミンミンゼミの触角は毛が少なく、第３節の長さと第２節の長さがほぼ同じで太さが異なる。アブラゼミは第２、第３節の長さが異なるが太さがほぼ同じ。
	山間部である	・エゾゼミ ・アカエゾゼミ ・コエゾゼミ ・ミンミンゼミ	ミンミンゼミだけ特に色が薄く触角は７節（他は８節）。エゾゼミは赤黒く、コエゾゼミは黒褐色。大きさもやや小さい。アカエゾゼミは他のエゾゼミ類よりやや色が薄い褐色。
ニイニイゼミに似ている		・ニイニイゼミ
ニイニイゼミに似ていない（細長く、皮が薄い）	標高が８００〜１０００ｍ以下である	・ハルゼミ ・ヒメハルゼミ ・ヒグラシ ・ツクツクボウシ ・チッチゼミ	ヒメハルゼミは最も小さい。触角第４節が第３節の３．５倍未満（ハルゼミは約４倍）。ツクツクボウシとヒグラシの触角は８節。他は７節。チッチゼミの腹の節はこげ茶。腹部全体も薄いこげ茶色。ハルゼミは新潟県〜関東地方が北限。ヒメハルゼミは新潟県〜茨城県が北限。
	標高が８００〜１０００ｍ以上である	・エゾハルゼミ ・ヒグラシ	ヒグラシの触角は８節。エゾハルゼミは７節。

　＊）クマゼミの触角は個体により８節のこともある。　

　Last Modified: June 7, 2001
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